Date: Wed, 29 Apr 98 03:11:01 JST
From: "The Office of UVSOR User's Union" 
Subject: [UUN:25] UUN 2(4) 1998.04.29 利用者懇談会報告 
To: UUNML@wbase.fuee.fukui-u.ac.jp (UVSOR Users (News) ML)
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*     UVSOR USERS NEWS (UUN) Vol.2 No.4 (1998.04.29)     *
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            前号 Vol.2 No.3 は 1996.12.27 発行済
            UUN に関するご意見・お問い合わせ等は
             UVSOR 利用者懇談会(UVSOR Users Union)事務局
             uuuoffice@lunasor.ims.ac.jp 
            UVSOR のホームページは
             http://www.uvsor.ims.ac.jp
                   (UUN の backnumber も読めます)

UVSOR利用者懇談会 (1998.01.09) 報告

  去る1月のSR合同シンポジュウムの折りにUVSOR利用者懇談会が開催されま
 した。遅くなりましたがその報告をいたします。

  今回は懇談会からの報告と施設長から UVSOR を取り巻く状況を報告(話題
 提供)していただくこと以外は事前に何も決めず、集まった方々から話題を
  いただく形式でおこないました。
  ただ、連続して起こった Ring 室での水漏れ事故とそれに伴って緊急連絡
 体制が整備されたことに関しては、施設の木下助教授に簡単な報告をしてい
 ただきました。
  結局、以下の話題で時間切れとなりました。

内容

1.懇談会報告
 ・懇談会の英語名が「UUU」となった経緯の説明*。
   (*UVSOR USERS UNION の略)                       
 ・懇談会運営規則につては、厳しい会則は現状に合わないので「申し合わせ」
  を世話人会で検討し、メールで周知させる。
 ・事務局を福井大学(福井一俊)におく。

2.小杉施設長からUVSORを取り巻く次のような最近の動きを含めて挨拶を戴いた。
 ・我が国の経済状況の悪化から分子科学研究所に対してもH10年度から15%の経
  費削減が要求されており、どの様な形で削減するか苦慮している。
 ・削減としては、ユーザースタイムを削るか、今各BLに対して行っている 
  Scrap & Buildの一時棚上げが考えられるが、ユーザーにより迷惑をかけな
  い形として当面後者を考えている。
 ・その場合でも、削減が続けばH11は前者も考慮せざるを得なくなるだろう。
  いずれにしろ、研究内容によるカットの方向へ進まざるを得ないだろう。
 ・経費を確保するためには別の新しい概算要求の掘り起こしが必要である。
 ・UVSORの将来計画に関しては、他機関が出している同規模の計画とかち合わ
  ない分子研独自の特徴を出した計画を模索したい。

3.施設の木下豊彦助教授から以下のような施設報告があった。
 ・BL2A,BL8B2(いずれも所内BL)で最近深刻な水漏れ事故があった。所外BL
  に対しては特に夜間の事故対策の一つとして各BLの実験者の氏名・ロッジ
  宿泊部屋番号一覧表をリング室入り口に掲示する事にする(所内BLの緊急
  連絡網については宇理須教授が責任者)。
 ・ウィグラーが深刻な故障をした。BL7Aは当面偏向電磁石モードの運転に
  切り替える。

4.世話人選挙、会長選出結果報告及び懇談会運営について。
 ・7月7日締め切りの選挙において次期世話人として次の5名が当選した。
   福井一俊(福井大)、難波孝夫(神戸大)、中川和道(神戸大)、
   渡辺誠(東北大)、関一彦(名古屋大)
 ・世話人5名の互選により次期会長として難波孝夫(神戸大)を選んだ
  (任期はH12.3.31迄の2年間)。
 ・会費に関しては入会金 1,000円のみとしたい。上記「申し合わせ」と合わせ
  て会員にはかる。



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