Date: Thu, 7 May 98 13:30:05 JST
From: "The Office of UVSOR User's Union" 
Subject: [UUN:27] UUN 3(1) 1998.05.07 懇談会会長の交代 
To: UUNML@wbase.fuee.fukui-u.ac.jp (UVSOR Users (News) ML)
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*     UVSOR USERS NEWS (UUN) Vol.3 No.1 (1998.05.07)     *
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            前号 Vol.2 No.5 は 1998.05.01 発行済
            UUN に関するご意見・お問い合わせ等は
             UVSOR 利用者懇談会(UVSOR Users Union)事務局
             uuuoffice@lunasor.ims.ac.jp 
            UVSOR のホームページは
             http://www.uvsor.ims.ac.jp
                   (UUN の backnumber も読めます)



懇談会会長の交代

 村田会長の任期は本年3月末日までの2年間と決められていました。これに伴い、次期
世話人の選挙が昨年(H9)7月7日締め切りで行われ、福井一俊(福井大)、難波孝夫、
中川和道(以上、神戸大)、渡辺誠(東北大)、関一彦(名古屋大)の5名が選ばれたこ
とは1997.9.3日付けの電子メールにてお知らせしましたので皆様御存じの事と思います。
その後、世話人5名の間の互選により、新会長として難波孝夫(神戸大学)氏が選出され
たことを98'.1.9のUVSOR利用者懇談会において報告致しました。ここに改めてお知らせい
たします。尚、会長等の任期・選出方法についてはUUN Vol.1とVol.3に関連記事が載って
おります。従いまして、H10.4.1から2年間(H10.4.1-H12.3.31)は、
 会長 :難波孝夫、
 世話人:福井一俊(事務局を兼務)、中川和道、渡辺誠、関一彦
の体制で懇談会を運営して行くことになりました。皆様のご支援、ご意見、ご批判を得て、
大きく発展して貰いたいものと考えています。どうか宜しくお願い申しあげます。

                          USOR利用者懇談会事務局

新任の挨拶

                       神戸大学 難波孝夫
                                              TEL/FAX:078-803-0535
                       nanba@phys.kobe-u.ac.jp

  この度二代目会長の村田先生の後を受けて、UVSOR利用者懇談会の会長をお引き受け
することになりました。私に白羽の矢が当てられたのは、比較的近くにいること、若
い院生諸君に混じって今だに実験のためにUVSORに(頻繁に)出入りしていること、
UVSOR関連の会合などで1,2回辛口の発言をしたために「それなら自分でやって見ろ」
というニュアンスが働いたためか、等と推測しています。皆様同様ご多分に漏れず大
学でのいろいろな「雑用」に追われており、放射光を取り巻く世の中の動きに必ずし
も充分な対応が出来かねる場合もあるかと思います。又、懇談会はまだまだ足腰の定
まらぬヨチヨチ歩きの段階にあるように思われ、先行きおぼつかなくも思いますが他
の4名の世話人の先生方と協力して懇談会の足腰強化のために微力を尽くしたいと思
っております。どうか宜しくお願いいたします。勿論、懇談会の組織強化のために世
話人の出来ることには限りがありまして、何よりも大切なことは会員皆さんの懇談会
活動への積極的な参加であると思われます。特に、秋の物理学会、例年1月に予定さ
れる筈のSR学会合同シンポジュウム期間内に開催されるUSOR利用者懇談会が色々な情
報交換の場として重要であると思います。是非参加頂き、会員の皆さんの積極的な意
見をお寄せ下さい。


退任の挨拶

                       京都教育大学 村田隆紀
                       murata@kyokyo-u.ac.jp

 1996年の4月に、関先生からUVSOR利用者懇談会の会長を引き継いで、2年が過
ぎてしまいました.その間、懇談会の組織を固めて利用者の声を施設側に伝えるべき責
任があったにもかかわらず、その責任をほとんど果たさすことなく過ごしてしまったこ
とを、まずお詫びしなければなりません.
 本来は利用者懇談会の役割は、他の施設のそれに見られるように、懇談会活動を通し
て施設との意思疎通をはかり、研究会やセミナーを組織し、共同利用を円滑に進めると
いうことでなければならないことは、よくわかっていたつもりでした.しかし、私自身
がUVSORの古くからのユーザーで、何か要求があれば、施設の方に一言声をかけて
解決してもらう、という形で物事を処理してきたという、極めて「前近代的」な習慣を
持っていたため、本来あるべき形にしていく道筋を明確にし得なかったというのが、弁
解です.
 UVSORのユーザーの特徴は、ほとんどが小グループであることでしょう。小グル
ープの集まりの常として、施設に対してあまり大きな要望などが出てこないことが上げ
られるようです.また、あまりにも手軽に利用できることから、この施設がこのままの
形で使えればいい、今のままの状態が維持できればそれでいい、という消極的な反応が
出てくるのかも知れません.しかしながら、VUVから軟X線光源としてのUVSOR
は、ユーザーが感じているよりもずっと大きな存在意義があると思いますし、昨今の情
勢からは、この使いやすい施設がいつ何時、どのようになるのかわからない、という不
安もあります。そのような意味からも、この懇談会の存在意義と活動は、これからの時
期こそ重要性が増すように思います.
 難波新会長と新幹事のもとで、この懇談会が地道にかつ着実に活動を継続されていく
ことを心から願っています.