Date: Thu, 17 Dec 98 19:14:27 JST
From: "The Office of UVSOR User's Union" <uuuoffice@lunasor.ims.ac.jp>
Subject: [UUN:38] UUN 3(8) 1998.12.17 平成 10 年度秋の日本物理学会での UVSOR 利用者懇談会インフォーマルミーテングの御報告
To: UUNML@wbase.fuee.fukui-u.ac.jp (UVSOR Users (News) ML)
 

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*     UVSOR USERS NEWS (UUN) Vol.3 No.9 (1998.09.09)           *
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            前号 Vol.3 No.8 は 1998.09.09 発行済
            UUN に関するご意見・お問い合わせ等は
             UVSOR 利用者懇談会(UVSOR Users Union)事務局
             uuuoffice@lunasor.ims.ac.jp
            UVSOR のホームページは
             http://www.uvsor.ims.ac.jp
                   (UUN の backnumber も読めます)
 

平成10年度秋の日本物理学会でのUVSOR利用者懇談会インフォーマルミーテングの御報告

                       平成10年11月17日(注)
UVSOR懇談会会員各位
                       懇談会会長
                       神戸大学自然科学研究科  難波孝夫
 

 遅れ遅れになりましたが今秋の日本物理学会会場で開催しましたUVSOR利用者懇談会のまとめを
お送り致します。

・日時:平成10年9月26日(土)17:15-18:00(学会二日目)
・会場:沖縄国際大学YP会場
・参加者:16名(施設職員、院生を含む)
・話題
1.施設の現状について(施設側:木下豊彦助教授)
2.平成10年度前期UVSOR課題採択小委員会及び運営委員会で出た議論について(会長:難波)。
3.平成11年から施行予定の懇談会申し合わせについて(会長:難波)。
4.その他

 上記の内容で懇談会を持ちました。参加者は16名です。当日はインフォーマルミーテング後に
学会の懇親会が沖縄パシフェックホテルで予定されており時間的には後がつかえている状況なの
に、当会場の分科会発表が延び、時間が刻々と過ぎるのが大変気がかりでしたが、懇親会会場へ
の臨時バスにも乗り遅れることなく無事終了できました。御参集いただいた会員の方にお礼申し
上げます。
さて、
1.では施設側から木下助教授に出席していただいてUVSOR(各BL及びマシン)の現状の説明を受け
ました。特に、経常経費のカット等でこれまで継続的に行ってきたBLのScrap&Buildを繰り延べせ
ざるを得ないこと、2A(基生研の利用)、8B2(施設長預かりBL)、6B(open BL)の3BLの見直
しが決まったこと、等。
2.ではH11年度前期の課題採択について気の付いた点を私から説明致しました。要点は応募の課
題数が消化できるビームタイムよりも相当に超過する複数BLが見られ、採択率50-70%近くまで下
がったBLがあったこと、応募に付いては実験の実施計画に教官の参加が盛り込まれていないもの
がありそれらは責任体制のあいまいさという観点から不採択の理由になったこと、最近のUVSORの
事情は数年前とは随分変わって来ているので、古くからのユーザーには来所の前に予めupdate情
報をUVSORのhome page等で知っておいて欲しい、等です。
3.については申し合わせを作ることになった経緯の一般的な説明の後、世話人会で合意した案
に加えて会員から寄せられた修正案を紹介し、意見を交換しました(会場では特に修正提案はあ
りませんでした)。今後の予定としましては再度世話人会で検討した最終案を本年12月末まで
に会員の皆様にメールにてお知らせし、来年1月に開催の放射光合同シンポジュウム(H11.1.7-9
(PFにて開催))におけるUVSOR利用者懇談会会合にて承認を求める予定です。来る1月の利用者
懇談会会合には多数の会員の皆様のご参加をお待ちしています。周辺の会員の方にお声をかけて
いただきたくお願い致します。
4.では施設の木下豊彦助教授が本年11月から東大物性研に転任になる(しばらくの間はUVSOR
は併任)という話がありました。7Bの施設側の責任者としてその立ち上げに献身的に貢献された
ことを利用者懇談会としてお礼申し上げます。7Bは来期平成11年から一般開放になる予定で、
現在立ち上げのために形成されたワーキンググループの間で懸命の作業が進んでいます。これで
VUVの分光の日本におけるマシンタイムが各段に増加するものと期待されます。
 
 以上でインフォーマルミーテングの御報告を終わります。これまでUVSOR利用者懇談会は良きに
つけ悪しきにつけ施設と一体になった団体でしたが「申し合わせ」が承認された後の早い時期に
少しずつでも自立できる団体に変身したならばと考えます。先ず、その手始めが1月の放射光合
同シンポジュウム時の利用者懇談会への多数の参加です。会員の皆様のご協力をお願い致します。

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(注) 事務局の怠慢で発行が遅れたこと会長並びに会員の皆様に深くおわび致します。

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