From: Shin-ichi KIMURA <skimura@kobe-u.ac.jp>
Date: Wed, 19 Jul 2000 00:23:44 +0900
To: UUN@lunasor.ims.ac.jp
Subject: 第36回UVSOR運営委員会報告

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*     UVSOR USERS NEWS (UUN) Vol.5 No.3 (2000.07.19-1)    *
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             UVSOR 利用者懇談会(UVSOR Users Union)事務局
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第36回UVSOR運営委員会報告

日時:7月11日(火曜日) 分子科学研究所 201号室

委員長:小杉(UVSOR施設長)
他委員:柳下,那須(以上 物構研),木下(東大物性研),宇田川(東北大科研),難波(神戸
大),茅,加藤(立),小林,佃(以上 分子研),鎌田,繁政,加藤(政),木村(以上UVSOR)
欠席:田中(広島大),上野(千葉大)

報告事項(抜粋)
・ビームタイムは順調に消化している。空きビームタイムを随時受付けしており、ユーザー数の減少
傾向が収まったように見える。
・所内、所外関わらず個人研究費を施設設備に投入せざるを得ない状況が続く。
・ウィグラーを必要としない分光結晶(KTP)がウィグラー利用を前提とする分光結晶(YB66)に勝ると
も劣らないことがわかり、重故障しているウィグラーの更新は、当面、考えないことになった。その
跡地の直線部については高度化に向けての真空封止型アンジュレータのR&Dを行う場所として検討
中。
・所内専用ビームライン関係で宇理須Gの放射光励起自己組織化現象についての成果報告、繁政Gの
新型斜入射分光器の開発報告があった。

審議事項・その他 

1. 平成12年度後期UVSOR施設利用の審議  75件すべてを採択
 ・平成12年10月2日〜平成13年3月30日 26週の内
    秋期・春期のシャットダウン        3週 
    立ち上げ・調整・マシン          4週     
        ユーザータイム         19週(内2シングルバンチ)

2. 共同研究旅費の手当が他施設より大きく見劣りしているとの意見があり、所全体の共同研究費か
らの補填の可能性を検討することとなった。

3. 卒業研究を行っている学部4年生はこれまで放射線管理区域への立入りがある関係で、UVSORでは
見学者として扱ってきたが、他施設のように実習生として指導教官の下、実験を行うことを可能とす
べきではないか、との議論があり、他施設での扱いについて事務に調査願うことになった。

4. 施設からユーザーへの広報活動の若干の不足が指摘され、なるべく早くホームページに必要な情
報を公開するよう努力することとなった。また施設側からはUVSOR利用者懇談会に会員への情報提供
等をお願いした。

5. UVSOR関係の概算要求の内容について説明を行い、高度化計画については運営委員からも強く支持
を得た。また、次期リングへの期待も大きい。

以上

#ご意見をお寄せください。

(この報告をまとめていただきました小杉施設長に感謝いたします。)