***********************************
* *
* UVSOR USERS NEWS (UUN) Vol.5 No.9 (2001.02.15) *
* *
***********************************
UUN に関するご意見・お問い合わせ等は
UVSOR 利用者懇談会(UVSOR Users Union)事務局
uuuoffice@lunasor.ims.ac.jp
UVSOR のホームページは
http://www.uvsor.ims.ac.jp
(UUU のホームページもこちらから)
さる1月31日に第37回UVSOR運営委員会が開かれましたので,その内容を報告します。
**************************************************************************
第37回UVSOR運営委員会報告
日時:1月31日(水曜日) 分子科学研究所 201号室
委員長:小杉(UVSOR施設長)
他委員:柳下,那須(以上 物構研),木下(東大物性研),宇田川(東北大科研),
難波(神戸大),田中(広島大),上野(千葉大),
茅,加藤(立),小林,佃(以上 分子研),
鎌田,繁政,加藤(政),木村(以上UVSOR)
(今回は全員出席)
報告事項(抜粋)
・ビームタイムは順調に消化している。
・予算カットが続いており新規計画を進める余裕がない。
・人手不足を補うために業務委託を導入したくても予算がない。
・施設スタッフの個人研究費を導入してアンジュレータや分光器を
つくらざるを得ない状況。
審議事項・その他
1. 平成13年度前期UVSOR施設利用の審議
・平成13年4月2日〜平成13年9月29日 26週の内
春期・5月・夏期のシャットダウン 1+1+3= 5週
立ち上げ・調整・マシン 3週
ユーザータイム 18週(内3シングルバンチ)
・UVSOR施設利用 65件すべてを採択
2. 4年生の取り扱い
・共同研究者としては位置づけられないので旅費支給はできない
・教官に帯同して来所し、教官の元で実験等行う場合は、学生の所属の
長からの依頼に基づき所長が許可できる(13年度から実施を予定)
3. 1研究グループあたりの申請件数(半期ごと)
・これまで随時受付という形で部分的に1研究グループあたりの複数申
請を可能としてきたが13年度後期申請時から複数申請を可能とする
・申請書の審査に時間を要するようになるが、申請書の記載事項の見直
し、運営委員会の開催時期の工夫等で、試行的にやることになった
4. 施設の現状と高度化計画等に関する外部評価の結果、概算要求
・予算が限られた中で強化すべき点について議論
・概算要求を待ってからでは遅いのではないかとの意見
課題採択小委員会の意見(運営委員会資料)
◯ 申請書の研究目的と実施計画のところの記述が明解ではなく、何のために研究する
のかの主張や独創性のアピールなどが充分とは言えないものがあった。申請書にはメ
リハリのある自己主張を期待したいので、研究目的の欄に、研究の意義づけや独創性
などを書くように書式を変えることを検討してはどうかという意見があった。
◯また、申請書に論文やACTIVITY REPORTへの発表が述べられていないものがあった。
申請書の書式に論文発表の項目を別途設けるなどして、記載忘れが無いようにしては
どうかという意見が有った。
◯さらに、申請内容において、実施計画や詰めが甘く思えるものがあった。これにつ
いては、施設担当者からのアドバイスあるいはサポートを積極的に行うことで、より
研究内容が良くなると期待される旨の意見があった。
◯以上の点は、今後、UVSORの存在意義を主張し、高度化などの予算を獲得していく上
でも、また、ユーザーと施設の間に良い緊張感を持ち、お互い切磋琢磨して良い研究
を行っていく上でも、重要ではないかという意見があった。
以上
#皆様のご意見をお寄せください。
(この報告をまとめていただきました小杉施設長と,資料を提供していただきました
鎌田先生に感謝いたします。)