From: Shin-ichi KIMURA <skimura@kobe-u.ac.jp>
Date: Tue, 14 Aug 2001 10:45:34 +0900
To: UUN@lunasor.ims.ac.jp
Subject: UUN 6(1) 2001.08.14 第38回UVSOR運営委員会の報告

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*     UVSOR USERS NEWS (UUN) Vol.6 No.1 (2001.08.14)    *
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            UUN に関するご意見・お問い合わせ等は
             UVSOR 利用者懇談会(UVSOR Users Union)事務局
             uuuoffice@lunasor.ims.ac.jp
            UVSOR のホームページは
             http://www.uvsor.ims.ac.jp
                   (UUU のホームページもこちらから)


# 7月17日にUVSORの運営委員会が開催されました。その報告を小杉施設長からいただ
きましたので,お知らせいたします。
UVSOR利用者懇談会事務局 木村真一(神戸大院自然)

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第38回極端紫外光実験施設運営委員会 平成13年7月17日 13:30-17:15

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報告事項(抜粋)
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 ・ビームタイムは順調に消化している
 ・予算カットが続いており新規計画を進める余裕がない
 ・人手不足を補うために業務委託を導入したくても予算がない
 ・施設スタッフの個人研究費を導入してアンジュレータや分光器を
  つくらざるを得ない状況
 ・BL7A用にあったウィグラーを撤去して真空封止型アンジュレータを
  今年度末に導入する計画が順調に進んでいる(BL7A装置はBL1Aに移設)
 ・鎌田助教授が10月1日付で佐賀大学教授として転出するため
  後任人事を9月10日締切で公募を開始(BL6A2は当面、主幹預かりとする)

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審議事項・その他 
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平成13年度後期UVSOR施設利用の審議
 
 ・平成13年10月1日〜平成14年3月29日     26週の内
    秋期・年末年始・春期のシャットダウン1+3+4= 8週 
    マシンスタディ                  1週 
        ユーザータイム       17週(内1週シングルバンチ)
 
 ・UVSOR施設利用 82件の内、81件採択(1件不採択)
 
 ・1研究グループあたりの複数申請を可能としたが、大きな問題は
  生じていない。研究内容での評価の徹底。ただし、初心者はサポート。
 ・外国からの利用を受け入れる際のルール(国内研究者との共同とする)
  の明確化(ホームページ等で説明する必要あり)

概算要求

 ・UVSOR施設は所で新設要求の分子スケールナノサイエンスセンター(仮称)
  と強く連携し、一部組織再編が行われる予定

ビームラインの再構築

 ・点検評価結果及び高度化計画を念頭に置きつつ、ビームラインの
  入れ替え等の計画について議論

(1)BL1A装置をBL4Bに移設、BL7A装置をBL1Aに移設、BL7A新型アンジュ
   レータを立ち上げ・評価、BL6B装置をBL7Aに移設
(2)BL8B1気体関係をBL4Bで受入、BL8B1の固体・表面研究への転換整備、
   BL2B1装置をBL8B1に移設
(3)BL3Aの挿入光源をBL7A新型アンジュレータのR&D終了後、設計
   顕微内殻分光を可能とする高性能分光ラインを設計
(4)BL2A, 4A, 6A, 8Aを短直線アンジュレータのラインとするため、
   既存の装置や分光器をBL6BやBL2B1などに移設する必要が出てくる

以上。