From: Shin-ichi KIMURA <skimura@phys.sci.kobe-u.ac.jp>
Date: Mon, 28 Jan 2002 17:50:53 +0900
To: UUN@lunasor.ims.ac.jp
Subject: UUN 6(6) 2002.01.28 UVSOR利用者懇談会総会報告
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＊ UVSOR USERS NEWS (UUN) Vol.6 No.6 (2002.01.28) ＊
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UVSOR 利用者懇談会(UVSOR Users Union)事務局
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UVSOR利用者懇談会総会報告
東北大学多元物質科学研究所 渡辺 誠
去る１月11日に東大物性研で開催された、第15回日本放射光学会・放射光科学合
同シンポジウムにおける本懇談会の総会の議事内容について報告します。参加者は
20名でした。
I．施設報告
小杉施設長より下記の報告があった。
1．施設側からのお知らせとしてUVSOR施設ニュースを発刊した（e-mailで）。利用
者からの要望や意見を寄せてほしい。
2．光源高度化の概算要求が通った。単年度予算である。挿入光源を現状の2台から6
台に増やす計画である。BL3Aのアンジュレータは更新する。シャットダウンは来年
の半年間位を予定している。利用者と話し合ってビームラインの更新も進めたい
が、競争的資金の導入が必要であろう。
3．BL1Aを施設利用2結晶分光器のビームラインとする。それに伴いBL7Aに宇理須グ
ループが移る。また、BL6A、BL6Bを再構築する予定である。
4．全国共同利用の放射光施設として西日本を分担とするという役割はすでに終った
ので、今後は分子科学の面にも特徴を持たせたい。ただし、現在の分子科学以外の
利用者を締め出す訳では決してない。また、レーザーやFELとの同期実験などが容易
に出来る小回りのきく施設としたい。
5．現在議論されている高輝度真空紫外・軟Ｘ線の光源が出来ることになれば、そち
らに分子科学研究用のビームラインを1本設置したい。UVSORの次期計画としては、
10年後ぐらいに1GeV程度の光源を建設することを考えている。
6．全国共同利用研究所全体で1法人とするという法人化の議論が進んでいる。UVSOR
は今後も分子研に所属することになろう。
7．鎌田雅夫氏の後任に木村真一氏が決まった。
II．事務局からのお知らせ（選挙について）
事務局の木村氏より、2月中旬に世話人の改選をするので、1月18日までに各人の
名簿の記載事項の確認をお願いしたい旨の発言があった。
III．案内事項
1．木村氏より、3月5日に「固体の低エネルギー光電子分光とナノサイエンスの可能
性を探る」という題のワークショップを行うので、関心のある方は参加してほしい
旨の案内があった。
2．曽田氏（放射光学会編集幹事）より、放射光学会誌の発刊が2ヶ月に1回になった
ので、研究会の案内や他のお知らせにも利用してほしい旨の案内があった。すなわ
ち、偶数月の月末までに原稿を送ると、次の奇数月号に掲載されるとのことであ
る。
IV．年会・合同シンポジウム見直しについて
太田放射光学会会長より提案があった標記のことについて話し合い、
1．登壇資格を学会員に限ることに異論はない
2．学会、各懇談会の名簿を一括して学会が発行しなくてもよい
3．1月は大学は忙しいので、可能なら開催時期を変えてほしい
との意見が出され、渡辺が見直し委員会で伝えることとした。
（注）同日開催された見直し委員会では、1の登壇資格については従来通りとする
が、学会員、資格が施設職員又は懇談会会員のみの人および一般参加者の参加費
を、それぞれ区別することで意見がまとまり評議員会に提案することとなった。2に
ついては、議論されなかった。3については、1月が定着したので無理ではないかと
いう意見が多かった。
以上
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